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親ってものは・・・

まだまだ学生の子供が、電車の中で子供が泣いてうるさかった・・・など、時々ぼやくのを聞いて、こればかりは親にならないとわからないのだろうな・・・と、心の中で思ったりする。

 

親になって自分がこれほどまでに変わったのか!と思い知らされたきっかけは、ジブリの「となりのトトロ」だ。初めて見たのは高校生くらいで、「可愛い」くらいの感想しかなく、ましてやこの映画の中のどこに感動があるかさえ分からなかったのが、結婚して親となって改めて幼い子供と見たときに、「この新鮮な野菜を食べたらお母さんの病気なんかすぐに治ってしまうよ」「ホント!」と目を輝かせたメイちゃんの顔が忘れられません。独身時代だと「野菜で病気が治る?バッカじゃない?」で終わってしまったのだろう。この時、「そうだよ、そうだよ・・・」とウルウルしている自分にびっくりしたのを覚えています。立場が変わると人間も変わるものですね。

 

占いのアリーナの仕事でショッピングモールの隅っこで鑑定をしているのですが、ときどきビービーギャーギャー泣きながら子供を連れたお母さんが通り過ぎます。店内は広いのでよく響き、わかっていてもやはり頭がズキンズキンと傷むこともあります。

 

ある時、やはり大泣きした幼い子を手に出口へ向かう親子がいました。「何か、買ってもらえなかったんだろうな」程度で見送ったのですが、帰るものだと思っていたのですが、どうも自販機の隅っこで押し問答が始まったようです「いやだ!いやだもん!」延々と10分15分とギャーギャー泣きっぱなしで「これは親も子も大変だ」と、思っているといつの間にか泣き声は止み、また店内へ手をつないで戻っていきました。私の中では拍手喝采です。「よくやった!よく耐えた!ママも僕ちゃんも!」時々親の権力で子供を負かせてしまう人がいるけれど、きちんと向き合って双方の言い分を聞いてお互いに納得するまで話し合う。時間がかかり、今回のように周りに迷惑もかけてしまうが一番大切なことだと思う。こんなささいな出来事にもウルウルしてしまう自分がいる。私も通ってきたのかもしれませんが、その時はただ夢中で夢中で・・・あの親子を見ながらもしかしたら昔の私と重ねていたのかもしれません。